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築30年の家の寒さ対策!新築同様の暖かさに!床下・壁・天井の断熱リフォーム完全解説

築30年、40年の家の寒さ対策

「冬になると家の中が底冷えする」
「暖房をつけてもなかなか暖まらない」
「毎月の光熱費が異常に高い」

築30年前後の戸建てにお住まいの方なら
一度は感じたことがあるのではないでしょうか。

実はこれらの悩み家全体の断熱性能を高めることで、驚くほど改善できるのです。

今回は、床下・壁・天井の断熱リフォームについて
工法の違いから費用相場、活用できる補助金制度まで、完全解説いたします。


なぜ築30年の家は「寒い」「光熱費が高い」のか

断熱性能が現代の基準に満たない

1980年代から1990年代初頭に建てられた住宅は、現在の省エネ基準と比較して断熱材の量や施工方法が不十分なケースがほとんどです。建物の隙間から暖房の熱が大量に逃げてしまい、いくら暖房をつけても暖まらない、光熱費ばかりがかさむという状況に陥ります。

熱はどこから逃げているのか

家から逃げる熱の経路は、以下のように分かれています。

  • : 50%以上
  • : 約15%
  • : 約10%
  • 天井: 約10%
  • 換気など: その他

窓の断熱も重要ですが、実は床下・壁・天井といった家全体を覆う部分の断熱性能を向上させることが、新築同様の暖かさを実現するための鍵となるのです。


断熱リフォームとは?魔法瓶のような家を作る

断熱リフォームとは、壁や床、天井などに高性能な断熱材を施し、
家全体の気密性と断熱性を高める工事です。

イメージとしては、家全体を魔法瓶で包むようなもの。
外の冷気を遮断し、一度暖めた室内の熱を逃がしにくくすることで
少ないエネルギーで快適な温度を保てるようになります。

特に築30年の住宅の場合、部分的な対策ではなく、家全体を対象としたフル断熱リフォームを検討することで、劇的な改善効果が期待できます。


【箇所別】断熱リフォームの工法と費用相場

断熱リフォームは、施工箇所によって工法や費用が大きく異なります。
ここでは、床下・壁・天井の3箇所に分けて、具体的な内容を解説します。

床下断熱|足元の冷えをシャットアウト

床下からの冷気は、足元の「底冷え」の最大の原因です。フローリングがひんやりと冷たく、スリッパなしでは歩けないという状態は、床下の断熱不足が招いています。

主な工法と特徴

床下からの充填工法

  • 床下点検口から断熱材を充填する方法
  • 床を剥がさないため、工期が短く費用も抑えられる
  • 既存の床材をそのまま使用できる

費用相場: 50万〜70万円(一般的な戸建ての場合)

床解体工法

  • 床材を一度剥がし、高性能な断熱材を充填・再施工
  • 最も高い断熱効果が得られる
  • 床材の張り替えも同時に行える

費用相場: 160万〜200万円

床解体工法は費用が高めですが、築30年なら床材自体も劣化している可能性があるため、一緒にリフォームするという選択肢も検討価値があります。

壁断熱|家全体を魔法瓶のように包む

壁の断熱は、家全体の保温性を高める上で最も重要な要素です。外壁面積は床や天井よりも広いため、壁の断熱性能が低いと、せっかく暖めた空気がどんどん逃げてしまいます。

主な工法と特徴

充填断熱(内断熱)

  • 内装材を剥がし、壁の内部(柱と柱の間)に断熱材を充填
  • 最も一般的で、効果も高い工法
  • リフォームと同時に内装も新しくできる

費用相場: 30万〜50万円(一部屋単位の場合)、家全体なら200万円〜

外張り断熱(外断熱)

  • 建物の外側全体を断熱材で覆う工法
  • 最も高性能な断熱が可能だが、外壁の張り替えも必要
  • 大規模なリフォームになる

費用相場: 家全体で300万円〜(外壁工事含む)

予算に余裕があり、外壁も劣化している場合は、外張り断熱と外壁リフォームを同時に行うのが効率的です。

天井断熱|暖かい空気を逃がさない

暖房で暖められた空気は上昇するため、天井や屋根からの熱損失を防ぐことは、暖かさを保つ上で欠かせません。

主な工法と特徴

敷き込み工法

  • 天井裏に断熱材(グラスウールやロックウールなど)を敷き詰める
  • 最も一般的で、比較的安価
  • 天井裏にスペースがあれば施工可能

費用相場: 40万〜80万円

吹き込み工法

  • セルロースファイバーなどを機械で吹き込む
  • 複雑な形状の天井裏にも隙間なく施工できる
  • 敷き込み工法より密度が高い

費用相場: 60万〜100万円

天井断熱は比較的費用を抑えられるため、まずここから始めるというのも賢い選択です。


断熱リフォームで得られる3つのメリット

・メリット1|光熱費が大幅に削減される

断熱性能が向上すると、暖房や冷房の効率が格段に良くなります。

例えば、エアコンの設定温度を冬は20度から21度に、夏は28度から27度に変更するだけで、年間の電気代が数万円変わることも。断熱リフォーム後は、より低い設定温度でも快適に過ごせるため、光熱費を大幅に削減できます。

リフォーム費用は確かにかかりますが、長期的に見ればランニングコストの削減につながり、10〜15年程度で元が取れる計算になるケースも少なくありません。


・メリット2|ヒートショックのリスクが減る

家の中の温度差がなくなることで、冬場のヒートショックのリスクを大幅に軽減できます。

リビングは暖かいのに、廊下や浴室、トイレは極寒。この温度差が血圧を急激に変動させ、心筋梗塞や脳卒中を引き起こす原因になります。

特に高齢のご家族がいるご家庭では、断熱リフォームは健康投資としての側面も持っています。


・メリット3|結露・カビが発生しにくくなる

冬場、窓や壁に水滴がびっしり。
これは外気と室内の温度差によって発生する結露です。

結露は見た目の問題だけでなく、カビやダニの温床となり、アレルギーや喘息などの健康被害、さらには建物の腐食や劣化を招きます。

断熱リフォームで外壁や窓周りの温度差が小さくなれば
結露の発生を大幅に抑制できます。


まとめ|築30年の家を「快適な我が家」へ

築30年の家でも、適切な断熱リフォームを行うことで、新築同様の暖かさと快適さを取り戻すことができます。

床下・壁・天井といった家全体を断熱することで
これらの悩みが一気に解決します。

  • 冬の底冷えから解放される
  • 夏の暑さも和らぐ
  • 高い光熱費が削減される
  • 家族の健康が守られる
  • 結露やカビの心配が減る

長年住んだ我が家だからこそ、これからも快適に、
安心して暮らせる空間に生まれ変わらせませんか?

高槻市で、ご自宅の断熱状況を診断を行い、
最適なリフォームプランについてご相談の場合はお気軽にお問い合わせください。

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